理科系の作文技術と合わせて勧められる事が多いので読んでみた。
正直「めちゃめちゃ勧められる割に難しくない?」という感想だった。
もちろん「修飾・被修飾の言葉同士を近づける」「長い修飾語を前に、短い修飾語は後に持ってくる」*1などのわかりやすいtipsは役に立つと感じたが、本全体を理解できたかと言われると怪しい。
特に助詞のあたりは文の「格」の定義を理解した上で読まないと理解するのが難しいと感じた。
とはいえ「対照の『は』は一つの文で使いすぎない」「接続助詞の『が』は逆接ではない使い方があり、多用すると読み手に逆接を想定させるため読みづらくなる」というtipsは役に立つ。
完全に理解するのは難しい本だが、各tipsを知るだけでも価値がある本だと感じた。
*1:この「」は本で取り上げられた引用としての使い方じゃないです...