感想
読まねばと思ってずっと詰んでいたのを消化。後半は各文章の種類における例なので、前半を読むだけでも十分ではありそう。思ったより短い。
以下意識したい部分
- 準備
- 文章の役割の確認
- 主題の選定
- 文章の目標の設定
- 執筆途中で目標を修正する必要が出た場合、目標を直しつつ本文も書き直したほうが良い
- 材料集め
- 組み立て
- 重点先行主義
- 早い段階で、読者がその文章を読む必要性や何が重要なポイントなのかわかるように
- 序論
- 読者が本論を読むべきかどうかの材料を提供
- 本論に入る前の予備知識を提供
- なるべく短く
- 本論
- 概観から細部へ
- 序盤に順番の原則を決め、逸脱しない
- 先に目次から作ると良い
- 重点先行主義
- パラグラフ
- パラグラフの条件
- あるトピックにおいて、ある一つの考えを言うもの
- パラグラフの中身
- トピックセンテンス (主にパラグラフの第一文)
- 言いたいことの要約
- なるべくパラグラフの先頭持ってくることが理想。のパラグラフとの繋がりなどで難し場合もあるが
- 展開部
- トピックセンテンスの説明
- 他のパラグラフとのつながりを示すもの
- (全体を通して、トピックセンテンスと反することは書かない)
- トピックセンテンス (主にパラグラフの第一文)
- パラグラフの連結
- パラグラフが変わると読者は話題が変わることを期待する
- 話題がどこに向かのかをちゃんと明示してあげる
- パラグラフが変わると読者は話題が変わることを期待する
- パラグラフの条件
- 文の構造・流れ
- 逆ツリーのような文章構造にしない
- よくわからないまま全体を読んで、最終的に収束していく感じ
- この本では「逆茂木型の文」と呼んでいる
- 修飾節が名詞の前に来やすい日本語ではこのような文章になりやすい
- 逆ツリーのような文章構造にしない
- 言い切ること
- 具体的な保留条件がある場合は、文章を曖昧にするのではなく、保留条件も明瞭に述べるべき (脚注などを使っても良い)
- 言い切るための心得
- 覚悟
- 「ほぼ」「約」「ほど」「ぐらい」「たぶん」「ような」「らしい」などを削っていく
- 仕事の文というのは、「明確に表明する」ということである
- 事実と意見の区別
- 事実とは、証拠をあげて裏付けすることができるもの
- 事実を書くときは
- 各必要のあるものを吟味する
- ぼかさない
- 名詞と動詞でかき、主観に依存する修飾をしない
- 事実を書くときは
- 意見とは、何事かについてある人が下す判断
- 意見は更に以下の定義に分類できる
- 推論
- 判断
- 意見
- 確信
- 仮説
- 理論
- 意見であることを明示する
- 意見は更に以下の定義に分類できる
- 事実とは、証拠をあげて裏付けすることができるもの
- 簡潔な表現
- 文は短く
- 格を正しく
- 理解が一意に定まるように
- 簡潔に
- 読みやすさへの配慮を
- 硬い漢語や難しい漢字は使いすぎない
- 受け身の文を使いすぎない
- 並記は並記であることを明確に